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天声人语 20120425 核电重开之争

天声人语 20120425 核电重开之争

核电重开之争
2012-4-25
 タブーの由来は「聖なる」というポリネシア語らしい。太平洋に散らばる神秘の島々には、恐ろしげな禁忌や呪術があったのだろう。いま原子力発電の信奉者が恐れる呪文は、忌むべき13の音で構成される。〈なければないでなんとかなる〉。
  据闻禁忌一词的来源是波利尼西亚语“神圣”。在那些散布在太平洋上的神秘岛屿上,应该曾存在过可怕的禁忌和巫术。而现在最让核发电信奉者害怕的咒语,是由以下这13个忌讳的音节构成的:“没有就没有了总有办法解决的”。
 あと10日ほどで北海道の泊(とまり)3号機が止まり、国内で動く原発はなくなる。その節目を前に、電力9社が「原発がない夏」の算段を示した。猛暑になれば関西、九州、北海道が需要のピークを賄えず、平年なみの暑さでも関電はかなりの不足という。
  还有10天左右北海道的泊3号机就停止运转了,这样一来,日本国内所有的核发电机组将全部停运。而就在这个转折点到来之前,9个电力公司发表了“无核电之夏”的推算结果。据此推算,如果今夏是酷暑的话,关西、九州、北海道将无法满足用电的最高峰,而即使不是酷暑,关西电力的电力供应还是有相当大的缺口。
 だから大飯(おおい)を動かしたいとの理屈だが、業界のお手盛り体質を思うと素直にうなずけない。他社からの融通、節電のゆとりはもうないのか、政府の検証委は重箱の隅を大いにつついてほしい。
  这就是关西电力要重开大饭核电站的理由。然而,想到业界只顾自己利益的体制就无法轻易点头。不能从其他公司借电吗?还有节电的空间吗?希望政府的监察委员会要仔细验证,慎重考虑。
 枝野経産相の発言は揺れた。先々は脱原発でも、この夏の大阪が暗転の汗地獄にでもなれば原発の存在感はいや増し、「脱」の勢いが陰る。そんな迷いがあるようだ。師匠の仙谷さんはずっと単純に、原発ゼロを集団自殺に例えた。
  经济产业部长枝野发言的立场摇摆不定。最开始是主张去核电的,但提到今年夏天大阪有可能变成漆黑一片浑身流汗的地狱,他就偏向核电重开,“去核电”的势头大减。看来他是左右为难。而他的师长仙谷则一直直接把零核电比喻成集体自杀。
 しかし、安全と必要を秤(はかり)にかけてはいけない。両にらみではなく、安全を確保した上で必要なら動かす、これが筋道だ。そして原発に絶対の安全はなく、万一の害毒は広域、将来に及ぶ。福島の教訓である。
  然而,安全和需要是不可以用称来衡量哪个更重要的。不是看哪边重要,而应该是在确保安全的前提下如果需要才开动,这个才是正确的思路。而核电站是没有绝对安全的,万一发生事故,污染将波及大范围以及将来很长的时间。这就是福岛给我们的教训。
 大飯の運転再開を問う本紙調査によると、地元福井県も近畿圏も反対が優勢だ。停電の警告ひとつで民意が一変するとは思えない。むしろ節電に励むだろう。取り返しのつかない事故を経て、私たちは多くを学んでいる。
  据本报就大饭核电站重开所作的问卷调查显示,无论是当地福井县还是近畿地区,大部分人表示反对。我觉得民意也不会因为一个停电的警告就来个180度大转弯,相反大家会更厉行节电。经历了这次无法挽回的事故,我们从中学到了许多。
天声人语 20120425 核电重开之争